一番水のお米
ひいらぎ農園のお米は、甘くて粒がしっかりしていると言われます。
じぃじこだわりの有機肥料のおかげもあるのでしょうが、やはり気候(気温)と水、そして土壌という恵まれた自然環境が、おいしいお米の要因だと考えています。
山からの一番水
田んぼに引き込んでいる水は、山から流れてきている自然水。花崗岩質の山から流れてくる川の水はミネラルを豊富に含んでいます。
まわりには工場や民家もないので、生活排水などの心配は一切ありません。山のふもとにあるからでしょうね、当園の田んぼの中をよく見ると、たくさんの水棲生物を見つけることができます。
アメンボやゲンゴロウ、クモ、トンボといった虫たちは害虫退治をしてくれるので、とても心強い存在です。
米作りに適した土壌
山から流れてくる川は、ミネラルを含んだ自然水だけでなく、肥沃な土壌も運んでくれます。当園は、かつて土石流で田畑がすべて土砂で埋まってしまいましたが、その土砂はミネラルや養分などの豊富な土壌でした。
さらに、適度に粘土質の土だったので、田んぼの水はけも、程よく水分を保ってくれています。もちろん、稲刈りの後の田んぼには、しっかりと堆肥などを撒いて、土づくりをしっかりと行っていますよ。
気温の寒暖差
一般的に、お米がより美味しくなるには昼夜の寒暖差が大切で、この寒暖差が大きいほどデンプンを蓄えて、甘く粘り気のあるお米になると言われています。
当園は瀬戸内の温暖な気候にありますが、山に囲まれたふもとにあり、朝夕は影になりやすく、山風も吹き抜けることで、寒暖差がうまれています。
また、周りを山に囲まれているため、台風やウンカなど大陸から飛来してくる害虫の影響も受けにくいため、お米作りに適した土地だと言えます。